里帰り出産
里帰り出産とは
里帰り出産とは、妊娠後期と産後を実家や義実家で過ごしながら出産することです。
親など家族のサポートを受けられるため、心身ともに健やかに出産を迎え、産後の体力の回復や育児の不安を軽減することができます。
里帰り出産の期間はいつからいつまで？
いつからいつまで里帰り出産をするのかについては、その家族 次第です。決められている期間はとくにありませんが、妊娠32〜34週の間から産後1か月健診までの期間、合計で出産前後の2-3ヶ月くらいを実家で過ごす人が多いです。
里帰り先が遠距離ではない場合、ぎりぎりまで仕事をしてから産休に入るという方も少なくありません。その場合は妊娠後期である28週以降に里帰りすることが多いかと思います。ただし、遅すぎる里帰りは要注意です。妊娠37週に入ると正産期に入り、赤ちゃんはいつ産まれてもおかしくない時期に入ります。出産予定日はあくまで目安のため、産休に入る妊娠34週頃までには里帰りしておくのがよいでしょう。
また、いつまで里帰りをするのかについては、よくあるのが、1か月健診が終わったタイミングです。1か月健診は分娩した病院で受けることがほとんどです。そのため、健診が終わってから自宅に帰る方が多いです。
産後の1か月健診の費用は、自治体の補助券がある場合もありますが、里帰り先では使えませんので、その点は注意が必要です。
飯野病院での里帰り出産
妊娠・出産時は不安になったり、産後は家事や赤ちゃんのお世話で大変なことも多いものです。心身ともに健やかに、そして安心して出産・産後を迎えられるように、当院では里帰り出産に対応しております。
飯野病院での里帰り出産のメリットは以下のような点があります。
飯野病院で里帰り出産
- 立ち会い出産をして、そのまま家族宿泊ができる
> ご主人や上のお子さんと宿泊可能です。
> 実母の立ち会いや宿泊も可能です。 - 産後に受けられるサポート
> 一時保育の利用
> 母乳外来や育児相談外来など※帰省の際のご利用も可能です。
> スターフォーマーの割引
他院で里帰り出産
- 当院で出産される方と同様の妊婦健診や助産師外来を受けることができます。
- 里帰りの直前まで診療時間外にお困りごとがあった際でも、24時間いつでも電話相談や診察が可能です。
- 産後に受けられるサポート
> 一時保育の利用
※飯野病院で子どもの予防接種を受けられている方に限ります。
> 小児科での予防接種のフォロー、 母乳外来や育児相談外来などの産後の手厚いフォロー（母乳外来、育児相談）
> スターフォーマーの割引
自宅やお勤め先からの通いやすさなどの理由から妊婦健診を他院で受けていただくことも可能です。（他院が妊婦健診のみの受診を受け付けている場合）、かかりつけ医が分娩対応していない、もしくは分娩は飯野病院で行いたい、というご希望にも対応しています。
当院ではそのような分娩も「里帰り出産」と同様の取り扱いとなります。手続きが必要になりますのでお早めにご相談ください。
当院での里帰り出産の流れ
妊婦健診で通院している産院での手続き
妊婦健診で通院している産院に、里帰り出産を希望していることを早めに伝えておきましょう。
診療情報提供書（紹介状）の入手
診療情報提供書（紹介状）は、以下の２回のタイミングで記載してもらう必要があります。
①妊娠初期：出産予定日が決定した後の診療情報提供書を郵送してください。（当院での分娩予約が可能か判断します）
②里帰り前の最後の妊婦健診：直前までの妊娠経過を記載した紹介状を、里帰り後の飯野病院での初回の妊婦健診時に持参してください。
※検査を受けている場合は、検査結果のコピーを同封するように、併せて依頼してください。
飯野病院での手続き
手続きに必要なもの
必要な情報
- 妊婦氏名
- 住所
- 生年月日
- 分娩予定日
- 過去の出産回数と出産方法
- 実家の住所と電話番号
準備するもの
-
妊婦健診をされている産院の紹介状（必ず2回必要になります）
※1回目は郵送で、2回目当院での初回の妊婦健診時に持ってきてください - 母子手帳
- 登録証の控え（前医で産科医療補償制度に登録済みの方）
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